食べ物・飲み物で調べる酸性・アルカリ性(2014/08/03)
朝日中学生ウイークリー、毎月第1日曜日の連載「科学すぐそこに」、8月は、通常回の他に、自由研究対策の増刊号もあります。
通常号の「食べ物・飲み物で調べる酸性・アルカリ性」についてですが、先月のアラゴの円盤に続き、これも「在庫」にあったムラサキイモの実験を使いました。スタンスとしては、小学校の教科書にも載っている、ムラサキキャベツ以外にも使えるものがあるよ、という感じでいきたいのですが、それにはムラサキイモだけじゃ物足りないだろうということで、マローブルーやブドウジュースでも実験してみました。
ハーブティー好きならともかく、普通の人はブルーマローなんてものは知らない人も多いようで、「青いお茶?!」と驚かれることもあります。それがレモンを加えてピンクになるのだからさらに驚かれるわけだ罠。
色がきれいな実験なので、参考となるリンクも多いです。
ムラサキキャベツ
ムラサキキャベツ液を作ろう|GLORY HOLE
ムラサキキャベツの色水はどうかわる?-進研ゼミ小学講座
ブドウジュース
ブドウジュースを使った不思議な実験
ムラサキイモ
紫芋の蒸しケーキ+アルカリイオン水 by タノ吉 【クックパッド】
マロウブルー
<実験> マロウブルーでpH
理科の自由研究 どうすすめる(2014/08/04)
朝日中学生ウイークリー8月3日号は「科学 すぐそこに」が通常版の他、スペシャル版があります。
夏休みということで自由研究のヒントになるような話を…ということですが、「ニュースとからめる」という縛りもあり、ちょっと強引ですが夏の電力事情から「打ち水」という流れにしてみました。
で、今回は特別版なのでフォーマットなどが二転三転したので、入稿した原稿もかなり手を加えられています。
たとえば、このように書いた文があります。
実験前に結論を予想する(仮説を立てる)ことも有効です。
ゲラでは、こうなっていました。
このように結論を予想することを「仮説を立てる」といいます。
なんだろう、同じことを言っているような気がするのに、コレジャナイ感が半端ない。
入稿した原稿の通り戻してもらおうかと思ったのですが、なぜこれでまずいのかがうまく説明できない。
結論の予想=仮説を立てる でいいのか、だとすると自分の書いた原稿でも同じじゃないか。
でもなんかイコールで結んじゃいけない気がするんだよな…。
そもそも「予想」と「仮説」の違いは?
たとえば山口県教育庁義務教育課の資料(現在はリンク切れ)では
予想と同時に仮説という用語もよく使われています。小学校では予想という用語が、仮説よりよく使われているようです。予想は仮説と比べ根拠がはっきりしていない内容も含めて捉えられているため、発達段階を考慮して小学校ではよく用いられていると考えられます。また、児童にとっても理解しやすい用語です。
とありました(太字は引用者による)。たしかに予想は根拠がなくあてずっぽうでもOKな感じもしますが、個人的にはやっぱり根拠をもって予想している場面も多く見られるのでちょっと違和感がありますが、もともと前提知識が少ない小学生を対象にしているなら、そんなものなのかもしれません。
また、数学の世界では同じものを人によって「リーマン予想」といったり「リーマン仮説」と言ったりしているそうです。つまり予想=仮説という立場かな。
自分の中では「予想」は「打ち水によってここの気温が2度下がるのではないかな。」単なる事実の推定なのに対し、仮説はその文字通り仮の「説」で、単にこうなるというよりは、「気温が高い方が熱があるのだから、その分打ち水で温度が下がるのではないかな」なと(できれば複数の)現象を説明したときに使う、統一的な理論や法則をさすのではないかなというイメージがあります。
実験前に結論を予想したり仮説を立てたりすることも有効です。
と書き直してみようかとも思ったのですが、これは逆に明確に 結論の予想≠仮説を立てる となって、これまた勇気がいる表現です。少なくとも両者の違いについて説明する責任が残ります。
結局、ゲラから降版までの時間がなかったこともあり、ゲラのままで印刷されました。。。
そして恒例、Evernote代わりのテーマ別下調べリンク集
松浦火力発電所2号機での定期点検中の事故(第3報)および業績予想の修正について │ J-POWER 電源開発株式会社
打ち水に関して
打ち水大作戦2014
昼間の打ち水や夏時間は効果なし、節電を検証 (日本経済新聞 2011/7/8 7:00)


コメント