0198 3種類の蛍光灯
かつて、反応が遅い人の事を、「蛍光灯」と呼ぶことがありました。これは、スイッチを入れてから実際に蛍光灯が明るくなるまで数秒の時間差があることから、そう呼ぶようになったものです。
この、古いタイプの蛍光灯を(グロー)スタータ型といいます。
ランプにFL(丸形だとFCL)と書かれているのがそれです。
グローランプが必要で、チラツキが出やすいです。
しかし、だからこそ、白黒のコマに色が付くのです!
続いて出てきたのが、ラピッドスタート型。
グローランプを使わず、すぐに点灯します。
ランプにはFLR(丸形だとFCR、ただしほとんど使われていない)と書かれています。
そして、現在の主流は高周波点灯を行う高効率な蛍光灯、インバータ型です。
ランプにFHF(丸形だとFHCなど)とありますがHf マークがあります。
・即時点灯ができる
・チラツキがない
・ワット数あたりの明るさも高い
・調光可能な器具を使えば省エネできる
・ランプフリー器具がある
という様々なメリットがあります。
欠点としては白黒のコマに色が付かないことですね。(←しつこい)
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