理科の用語で、漢字を間違えること、よくありますね。
実際にあったよくある間違いをここでは取り上げます。
中学生ともなると、漢字のミスというのは、漢字の形を間違えるというのではなく、別の漢字(形が似ている・同音異義語)を当ててしまうことが圧倒的に多いです。また、書いた本人が信じられないというミスもあります。
具体的にどんなミスがあるか見ていきましょう。
間違いの例だけ書いて正解はあえて示しません。
1.形が似ている字を書いてしまう
えだつきフラスコ 技つきフラスコ
げんしかく 原子刻
しょきびどう 初期徴動
ぜつえんたい 絶緑体
せっかいすい 石炭水
なんたいどうぶつ 較体動物
ひれい 比列
2.同じ読みの別の字を書いてしまう
かんげん 環元 ※このようなミスを「カン違い」と言います。
かんせつ 間接 ※ひじやひざなどの部分
こうどう 公道 ※天球上の太陽の通り道
こうどう 光道
こんせききかん 根跡器官
じてっこう 磁鉄鋼
しょきびどうけいぞくじかん初期微動経続時間
ていたいぜんせん 停帯前線 ※さすがに「全線」というミスは見ませんね…
でんじゆうどう 電磁誘動
ねんりょうでんち 燃量電池
はいしゅ 胚種 ※種子になるもんね…
りゅうさん 流酸
りょうせいるい 両性類
ゆうせいのほうそく 有性の法則
ゆうせいのほうそく 優勢の法則 「顕性の法則」にとってかわられましたが、残しておきます。
3.無意識に書いてしまう
きんぞくこうたく 金属金沢
しろくにごる 石くにごる ※石灰水の反応の答えとして書かれるときに起こる。「石」灰水につられてか?
ちょくりゅう 直列
他にあったら適宜追加します。皆様ご注意を。
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