ガスバーナーの操作にも慣れたところで、ちょっとこんな課題をやってみましょう。
課題:4種類の白い粉A~Dは、砂糖、食塩、炭酸カルシウム(ラインパウダー)、デンプン(片栗粉)のどれかだとはわかっているが、どれがどれだかわからなくなってしまった。どうやって見分けたらよいのだろうか。
で、実験を計画していくのですが、普通はそれぞれを水に溶かすことと加熱すること、オプションでヨウ素液とかを加えることもある計画を立てていきます。
授業では生徒が計画した実験をやってA~Dの白い粉が何か推定していくのですが、ここでは4種類の粉末を使って実験した結果を紹介します。
4種類の粉末。左上から時計回りに砂糖、食塩、炭酸カルシウム(ラインパウダー)、デンプン(片栗粉)
粉末を3種類とすると食塩、砂糖、それから片栗粉のようなデンプン、もしくは小麦粉というところでしょうか。
食塩は水に溶ける無機物、砂糖は水に溶ける有機物、デンプンは水に溶けない有機物ということで、もう一つ、水に溶けない無機物が欲しいなと思い、台所にはふつうないですが炭酸カルシウム(ラインパウダー)を用意しました。
拡大したものをみてみましょう。
砂糖

食塩


デンプン(片栗粉)

炭酸カルシウム(ラインパウダー)
水に溶かした様子。左から砂糖、食塩、炭酸カルシウム(ラインパウダー)、デンプン(片栗粉)。
炭酸カルシウムはなかなか下に沈まないのですが、デンプンは比較的簡単に溶け残りが沈みます。
デンプンにヨウ素液を加えたら青紫になりました。
加熱をしたところ。左上から時計回りに砂糖、食塩、炭酸カルシウム(ラインパウダー)、デンプン(片栗粉)
水に溶けて焦げる砂糖、水に溶けて焦げない食塩、水に溶けず焦げるデンプン、水に溶けず焦げない炭酸カルシウム、と判別することは可能ですね。ヨウ素液でデンプンを確かめてもいいですけど、そこまでしなくても判別できます。
結論:水の溶け方や加熱した時の様子、ヨウ素液を加えた時の変化などを、それぞれの物質の性質を組み合わせれば見分けることができる。


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