気体の学習に関連して、アンモニアの噴水をやってみる。
ちなみに『イラストで見るおもしろい化学の世界』の4.楽しむ実験にも載っています。
まずはアンモニアの発生ということで、
塩化アンモニウムと水酸化カルシウムという手もあるでしょうが、ここでは冷やしたアンモニア水がありますので、これを試験管に入れて、その試験管ごとお湯に入れて進ぜましょう。
沸騰石も入れると…熱湯でも泡がボコボコ…!
逆さまにした丸底フラスコにアンモニアを入れました。ちなみに口のところでぬらした赤リトマス紙を近づけておいて、青くなったらOKです。
下のビーカーには隠し味としてフェノールフタレインを1滴…
で、こんなふうにセットして、中に水を入れた赤いニップルの部分を押します。
すると、ニップルの中にあった水がフラスコの中に入ってきます。その水はフラスコ内のアンモニアを溶かします。すると、フラスコの中の圧力が下がるので、フラスコ内へ水が浸入してきます。ところが、その水はフェノールフタレイン入りで、アルカリ性になると赤くなります。アンモニアが水に溶ければアルカリ性になりますから、赤い噴水となるわけです。
ふう。終わったようです。
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