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0111 碁石や硬貨で水溶液の粒子モデル

 水溶液といえば、均一性、透明性、保存性とポイントになることは多いのですが、碁石を粒子モデルにみたてて水溶液の均一性と保存性を示せないか、という企画です。

 で、この碁石を白55個、黒5個用意し、適当な大きさのトレイに分けて入れます。

で、トレイごとしゃかしゃか振っていきますと、石が動き、白黒混じっていきます。

 黒石が等間隔、とまではいえないかもしれませんが、適当にばらけている感じがしますね。もちろん、分かれた5個の黒石はいくらしゃかしゃかトレイを振っても、もう二度と1ヶ所に集まることはありません。

 おわかりだと思いますが、黒石が溶質、白石が溶媒を表しています。(学習指導要領では、粒子モデルで表すのは溶質だけですが)

 ちなみに碁石の数の標準は白石が180個、黒石が181個の合計361個で1組となります。 なので1組の碁石から(白55個、黒5個)のセットが3つ作れます。さらに白を溶質、黒を溶媒として(黒55個、白5個)のセットも3つ作れるので、1組361個の碁石から、6班が実習できます。

 碁石の代わりに1円玉を溶質に、5円玉を溶媒にしたモデルがこちらになります。

なくなると困るので、生徒にはこれで実験をするわけにはいきませんが。


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