酸化銅は炭素の代わりに、水素でも還元させることができます。
熱した酸化銅を水素の入った試験管に入れると、酸化銅が銅に還元され、水ができます。
CuO + H2 → Cu +H2O
ともっともらしく書いていますが、実際にやってみると意外に難しかったりするけどな。
熱した酸化銅を水素の入った試験管に入れたら、水素がポン!と音を立ててそれで終わったり
せっかく還元された銅が、その直後にもう一度酸化されたりとか。
そして、空気中で燃えているマグネシウムを、二酸化炭素の入った集気びんに入れてみます。さて、燃えるでしょうか。
その実験はこちら。
二酸化炭素中ではロウソクなどは消えてしまいますが、マグネシウムはさも当然のように燃えていました。
2Mg + CO2 → 2MgO + C
この化学変化では、二酸化炭素は、マグネシウムによって還元されてしまったのです。
「いや、マグネシウムはとんでもないものを盗んでいきました。二酸化炭素の酸素原子です」って、元ネタがわかりにくいな。
酸素の結びつきは マグネシウム>炭素
昼メロ・「酸化銅の還元」っぽく言えば、マグネシウムは、色黒のイケメンだった炭素よりカッコイイ、人気アイドルのような存在なのです…。
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