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0725 【天気の変化11】前線の通過と天気の変化04 前線のモデル実験

まずは次の水槽を見てみましょう。

水槽に仕切り板で2つに分け、向かって左側には緑色に着色した氷水を入れます。右側にはお湯を入れます。
仕切り板を外してみると、どうなるでしょうか。


氷水は下に、お湯は上に、と混じらずに2つの層に分かれました。案外、混ざらないものなんですね。
でもここで、お湯が上の層、冷水が下の層になったのはどうしてでしょうか。

水は、冷たいほうが密度が大きいんですね。

空気でも同じことが言えます。暖かい空気(暖気)と冷たい空気(寒気)が接しても、すぐには混じり合わず、暖かい空気が上に、冷たい空気が下に行って落ち着くのです。

暖気と寒気が分かれたと言うことは、境目があるということです。この暖気と寒気の境界面を前線面といい、前線面のうち地面と接している線を前線といいます。

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