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1536 さよなら東芝未来科学館(後編)

特別企画展「あかりヒストリカ」

閉館前最後の企画展「あかりヒストリカ」。
まずはマツダランプなのですが、このブログではなぜかちょくちょく登場するんだよなぁ。マツダ蛍光ランプとか古い電球とか。説明用積算電力計にもマークがありました。

そして 各種電球が

灯火管制用電球。
1938年、夜間の空襲で家からの光が目標になるため、家の外に光を出すな、という「灯火管制」。そこでこの電球は先端の部分だけ光るようにしました。周りの部分は青と白の塗料を塗りまくって光が広がらないようになっています。

1928年、昭和天皇の即位の礼で使われた提灯型奉祝用電球と

やぐらこたつ用赤外線電球と虫よけランプ。黄色い…。

そしてマンモス電球

2010年3月17日一般白熱電球製造終了。この時、記念に白熱電球を買ったら、まだ製造継続するやつだったんだよな。

そしてLEDと…100年後の照明?!

サイエンスショー

 あとは、写真はあえて撮らなかったのですが、サイエンスショーについても記しておきます。開始時刻の5分くらい前に、すでに人が集まっていたからか、白衣のお姉さんが前座として空気砲の実験もやってくださいました。単に現象を見せるだけでなく、煙の回転などの視点を与えたり、空気の出てくる穴の形を変えたりするなど、一段深みのある(これでも一本ミニサイエンスショーができかねない)満足度の高い物でした。
 そのときのテーマは「明かり」ということで、アーク放電や液体窒素中に電流を通したシャーペンの芯を突っ込む実験など、クイズも入れながら魅せる演出でした。
 私も商売柄、サイエンスショーみたいなものも多く見たり企画したり実演したりしてきましたが、レベルの高さを感じました。経験やセオリーで身につくショーとしての技術的なレベルの高さ=「上手い」だけならまだしも、最初に空気砲のミニ実験をするようなおもてなしの心に代表される精神面というかポリシーというか、なんか内に秘められたエネルギーのレベルの高さ=「すごい」を兼ね備えていました。学校の授業もそうなんですが「上手い」だけならポツポツ見かけますし、それを見ている私も「なるほどね」と涼しい顔でいられます。しかし、そこに「すごい」が加わったものはほとんど見かけませんし、それを目の当たりにした私も、感動か、興奮か、鳥肌か、とにかく動揺が隠せなくなります。今回は「自分ももっと頑張らなくちゃな」と叱咤激励された感じがしました。
 はたから見たらただのナンパにしか見えないので断念しましたが、演者のお姉さんに声をかけていろいろお話をうかがいたかったです。

さよなら東芝科学未来館

 こういうコインロッカーに元素記号をつけるのも、基本ですけどやっている科学館はまだ多くないですよね。18列並べて周期表まではなかなか大変ですから、こういうのでいいんだよ、こういうので。

 そして、館内をよく回ってみると、サイエンスショー以外にも知識や技術のほか熱意のある「すごい」スタッフが何人もいらっしゃるな、という印象を受けました。
 これだけのスタッフをまた養成したり集めたりできるだろうか…ということを考えると、その面からも実に惜しい閉館だなと感じました。もっと早く行って推しとくんだった…

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