1608 サイエンス・リーダーズ・キャンプ
※本記事は旧ブログで2011年8月から9月に更新された記事を一部修正したものです。
授業形式教材発表の紹介例ビデオ(2011年8月17日更新)
JSTこと(独)科学技術振興機構がサイエンス・リーダーズ・キャンプというものを企画しています。
簡単に言うと、中高の理科や数学の先生が泊まり込みで最先端の科学技術を体感したり、指導方法を修得して、指導力向上をはかる研修です。
全国の中学校、高等学校及び中等教育学校等の理数教育を担当する教員(教育センター等で教員の研修指導を担当する者を含む)で、原則として経験年数5年以上で年齢が40歳以下であり、かつ以下の要件のいずれかに合致する者。
①現任校等において創意工夫された理数教育を実践している者
②将来、スーパーサイエンスハイスクール指定校等においての指導等に携わることが期待される者
③地域の理数教育関係団体に所属して主体的に活動している者
④理数関係の部活動等の指導に熱心に取り組んでいる者
⑤その他、今後、理数教育において、都道府県等の中核的な教員等として活躍が期待される者
とあるんで、それなりの実力者が応募してきそうですね。
この私も、北海道大学がやる「意欲を引き出す次世代型生物教員の育成」というのに心引かれたのですが、年齢が(ry
一方、お茶の水女子大学でもSEC(サイエンス&エデュケーションセンター)が、8月17日から3泊4日、「理科の名人先生」というプログラム名で行います。プログラムの中でそれぞれの先生が得意とする教材/授業コンテンツを持ち寄り授業形式で紹介し、さらによりよい授業法を討議します。
ふーん…(これなら別に受講しなくてもいいかな…)、とスルーしていたら、参加する先生方がイメージをもてるように、その授業形式教材発表の紹介例を実演してビデオに撮らせてくれという依頼が。あら。(※私は受講生ではありません)
それで金星と月の満ち欠けモデルを材料にビデオを撮る羽目になったわけだ。(恨みつらみとかではなく別に問題ありません)
懇親会で実験ショー(前編)(2011年8月19日更新)
実は依頼はもう一つありまして。懇親会で5分から10分程度、実験を見せてほしいというご依頼。
懇親会場なので、生物や火を使ったり大きな音を出したりはできない。で、インパクトの大きいものというご要望。そうすると条件からは物理系、インパクトという意味ではサイエンスマジックあたりかな?と、余裕の反応。
話は続き、「文科省などからも来賓がいらっしゃいます」ということで、あ、教科調査官の先生ね。みんなよく知ってるし、誰だろう…。と思っていたら
「副大臣の鈴木寛先生」
はい、飛んだ。自分、意識飛んだ。
「それから有馬先生もいらっしゃるそうです」
はい?有馬先生ってもしかして、あの元文部大臣で元東大総長でもあらせられる有馬朗人先生?
※ただし、有馬先生とは一度接近遭遇したことがある。
「あとJSTの…」
もう十分。
この方々の前でもう何をやれと(汗)
あ、もちろん引き受けましたけどね。
懇親会で実験ショー(後編)(2011年9月9日更新)
で、当日。
ネタを何にするか悩んだあげく、
色が見える白黒のコマ?!実際の写真はこちら
2箱加えた方が軽い?!
の2ネタでいってみました。
余談ですが、その実験ショーで
「この箱の中には何もありません。 で、あちらにいらっしゃるのは有馬先生」
と有馬朗人元文部大臣・元東大総長本人の前でやらかしてみました~。
理科の先生がたくさんいらしていた会合でしたが、とくに「2箱加えた方が軽い」の理由付けについて仮説をたてていたのがさすが!と思いました。さまざまな仮説が出ていました。
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