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0258 CANDY MUSIC (後編)

 CANDY MUSICについては、前編でも取り上げましたね。あれは2010年から2011年にかけての話。その後、2016年にビジュアル解説でよくわかる! 中学校 理科室マネジメントBOOKの原稿を執筆するときに、CANDY MUSICを紹介しようかなと思って、また引っ張り出したり調べたりしました。
※注:前編は旧ブログで2011年1月31日更新、後編は旧ブログで2016年01月26日更新。いずれも新ブログでは一部修正しています。

ビジュアル解説でよくわかる!中学校理科室マネジメントBOOK [ 山口晃弘 ]

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 2010年12月時点ではピエラスとかストラップヤというところから発売されていたのですが、2016年1月時点ではスクラッチというところから発売されていたので、そこから追加で購入しました。(注・現在は販売されていません)
 

で、その中身を、缶コーヒーの空き缶(アルミ缶)にくっつけてスピーカー代わりにしようとするのですが…粘着パッドが弱い、弱すぎる。すぐにポロッと落ちてしまう。
5年前もそうだったけど、改良してないのね。

しょうがないので恥も外聞もなく養生テープで無理やりくっつける。

そうしてパソコンからCANDY MUSICに音楽を流すと、振動が缶に伝わり、音楽に合わせて缶が踊り出す。インパクトがありそうなので、音楽はジャジャジャジャーンでおなじみのベートーベンの「運命」をチョイス。ところがAdShare MG for a Third Partyから著作権侵害の申し立てが行われました。別の演奏者による「運命」をパクっているといちゃもんをつけられたようです。反論したいが面倒なので、使われているという部分をカットして再アップしました。

音楽が始まる前と終わった後の缶の位置がこんなにずれています。

なお、アルミ缶を躍らせるには高性能アンプ内蔵のPOWER BOOSTERのお力が必要なようです。

ところが、このPOWER BOOSTER、白と黒の2色があるようなのですが、妙なことに白と黒は単なる色違いではなく、白はピエラス、黒はストラップヤと販売元もちがうようなのです。たしかにパッケージのデザインが違うなと思ったのですが。そのくせ、企画開発元は同じHomeray Technology Co Ltdという台湾に本社、中国に工場のある会社。3社(とスクラッチ)はどういう関係にあるんでしょう。

ちなみに、黒い方はamazonでも楽天でも、レビューを見るとあまりよろしくない評価も少なくないのです。そしてそれを裏付けるかのように私の手持ちの黒いブースターも変な雑音が入って聴けたもんじゃないのも事実です。白い方は一応大丈夫なんですが、現在は在庫切れ(おそらくは製造終了)のようです。

総括として CANDY MUSIC は理科の教材として面白くはあるのですが、粘着パッドの弱さだとか、不良品の多さだとか多くの課題があるのも事実です。どう扱うかは先生の腕次第、な教材なのかもしれません。このあたりをさらに改良した新製品を作ってくれるメーカーがあるとよいのですが。と思いながらも、2023年現在、どこからも販売されていません。

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