以前、直線電流の周りにできる磁界の向きを説明する模型を自作しました。これは黒板の前で演示するにはよいのですが、一方で、生徒に手に取ってもらって、いろんな方向から観察して納得してもらいたい、とも思います。
そこで、班に1つずついきわたるように小型化した模型をつくりました。
まず、鉛筆を用意します、できれば四角いものがよいです。ちょうど湯島天神の鉛筆が四角かったのでこれを採用。
ラミネートフィルムに何も挟まないで、ラミネーターに通します。
固くなったラミネートフィルムを適当な大きさに切って(私の場合はB4サイズのものを8つに切りました)
回転する矢印を描きます。
その中央に穴をあけ(カッターで十字に小さく切り込みを入れます)、鉛筆を通します。z
厚紙で適当に矢羽根を4枚取り付けます。
できあがり!
鉛筆の先から見た時と、後ろから見たときの図
反対向きにして2個をつなげると、反対向きの二本の導線の間は、両方の導線から同じ向きの磁界がはたらくということがわかります。
それをさらに並べると、コイルの磁界の説明なんかもできたりします。
2023年にまた作ったので写真を撮ってみた!
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