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0380 ULTIMATE 激ムズ 石材かるた

 お墓の石には、「御影石」がよく使われます。結晶質なので磨けば光沢も出て美しいですし、なんといっても風化に強く耐久性があるので、何十年も何百年も使われるお墓にはぴったりです。硬すぎて火口が大変な部分はありますが…。

 で、御影石は深成岩の「花崗岩」です。「御影」とは兵庫県神戸市東灘区にある地名で、ここで産出された石を御影石と言っていたのですが、「中国産の御影石」というように産地関係なく、花崗岩を石材名で呼ぶときは「御影石」と呼ばれることが多いです。

 ただし「花崗岩」は白っぽい岩石ですよね。ところが二酸化ケイ素の含有量が低くなり、代わりに有色鉱物の割合が増えてくると、それはもう閃緑岩とか斑糲岩です。御影石の黒いバージョンである「黒御影」はもはや花崗岩ではなく、閃緑岩や斑糲岩に分類されます。
 ただ、フェイントで、黒っぽい御影石の中にもG1704とかG1716なんかは、黒っぽいですが、Gとはgranite、つまり花崗岩だったりします。高価な黒御影ではないので、黒御影と騙されてぼったくられないように気を付けましょう。

 ということで、一口に御影石といってもいろいろな種類がある。で、石材屋さんでもなかなか区別がつけられる人は多くないのだそうです。御影石の種類がわかると、世界が広がりそうですね。

 そこでっ!今日ご紹介するのが「ULTIMATE 激ムズ 石材かるた」

 かるたというからには読み札と取り札(絵札)があるのですが、取り札(絵札)がなんと石材!ちなみに読み札にはその石材の解説が書いてあります。

 その石材も、御影石が中心で、どれもこれも似たようなものばかり
違いが判りますか?

中川「全部同じじゃないですか」
本田「ちがいますよー!」
両さん「これだからしろうとはダメだ! もっとよく見ろ!」
…中川の気持ちが分かる。

と言われても…なのですが石チェッカーで読み札と取り札があっているかどうかがわかります。
 

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