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0862 【電流と磁界6】[補講]磁界中の電流が受ける力4 右ねじ・フレミングで「手」を使うときの注意事項

テストのときに、右ねじやフレミングの左手の法則を使う問題が出ると、試験中によく手を使ってどっち向きか、と考えることがあります。
これに関しての注意事項について述べます。

1.指の役割を確認すること
フレミングの場合は親指、人差し指、中指の役割は決まっていますが、右ねじの場合は、親指、その他の指が、状況によってどちらが電流か磁界かが変わります。基本ですが、確認しておきましょう。

2.右ねじの法則でやってしまいがちなこと。
特に右利きの人の場合、右手で鉛筆を持っているため、つい左手でやってしまいがちです。左手でやると、結果が逆になってしまいます。中には、左手でやって、その結果の逆を答える、ということをする人もいますが、ケアレスミスを引き起こす原因になりますので、素直に鉛筆を置いて右手でやることをお勧めします。

3.フレミングで腕の向きがつらい場合
フレミングの法則で、電流や磁界の向きを中指や人差し指の向きに合わせますが、図の設定によっては、手がかなり痛くなりそうなやりづらい向きになることがあります。
そういう時は、問題用紙の方を適当に回転させましょう。それが一番楽です。

4.手が痛いと間違えているのに気づかない

「フレミングの左手」は正しくはこうなのですが、

変な向きに手を動かしていると、いつの間にか指の向きが変わってしまうことがあります。痛くて無理があると思うのですが、そもそも変な方向に腕を曲げているので、痛くて無理があるのに気が付かないようです。

手だけを動かそうとするとそのようなミスが起こりやすいです。手は動かさず、腕だけを動かすように意識しましょう。
もっというと、3で言った問題用紙の方を回転させるほうが楽ちんですが。

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