1110 浮力の測定実験

浮力をはかる実験。

色水の入った三角フラスコがあります。質量59g。

なのでばねばかりでつるすと、約0.59Nとなります。

この三角フラスコを水に入れると、ばねばかりは0.04Nをさしました。0.59Nとの差0.55Nが浮力の大きさです。

ちなみに、水を入れたビーカーをのせた時に0gに調整したはずの台ばかりは55g、すなわち0.55N相当の値を示しています。浮力でばねばかりが軽くなった分、下で三角フラスコを支えるはめにあったのですね。

次に、色水の量を変えてみました。質量69g。0.69Nに相当します。

また、色水の量を変えてみました。質量69g。0.69Nに相当します。

これを水に入れた時、

0.14Nと軽くなります。

浮力はその差は0.55N、ほぼ55g。1gの誤差はありますが、浮力に等しい台ばかり側の増えた負担は先ほどとほぼ同じ値です。

 三角フラスコの重力(質量)は変わっても、浮力も変わらない、つまり物体にかかる浮力の大きさはその物体の重さには関係ないということですね。
 体積が同じなので浮力の大きさは変わらないわけです。

動画もあります。

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