0630 【動物の体のつくりと働き16】刺激と反応4 神経系
前回、刺激は感覚細胞で電気信号に変えられ、神経を通って脳に送られると学習しました。
その神経について詳しく見ていきましょう。
この画像は clipart-library 様から借用しております。
まずは全身の神経の構成、神経系をみてみましょう。
中学で扱わない神経については灰色にしてあります。
神経系は大きく中枢神経と末梢神経に分けられます。
中枢神経には脳と脊髄があり、受け取った情報を統合して処理・判断し、適切な指令を出すのが役割です。
末梢神経では、中枢神経へ体の各部分の情報を送ったり、中枢神経からの指令を実行します。
末梢神経はさらに二つ、体感神経と自律神経にわけられ、体感神経は感覚神経と運動神経に、自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。ただし、自律神経は中学では登場せず、そうすると体感神経という言葉も、末梢神経との区別がつかなくなるので使われず、結局末梢神経は感覚神経と運動神経がある、と中学校の理科の教科書では説明されています。
感覚器官からの感覚情報を中枢に伝える神経が感覚神経、中枢からの指令を筋肉に伝える神経が運動神経です。
なお、神経はこんな感じの神経細胞がたくさん集まってできています。イラストACより
※フリーのイラストサイトからお借りした画像なので、イラストの完全な正確さは担保されていません。
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