旧ブログで 2016/10/09更新
なんだかよくわからないけど、教育の世界では「アクティブ・ラーニング」というものが流行っている。
それはもうポケモンGOのように。フィンテックのように。シン・ゴジラのように。
おかげで「アクティブ・ラーニングの本を出すから原稿を書いて」とか頼まれるし、「アクティブ・ラーニングの研究会に入ってください」と断っても押し切られるし、「アクティブ・ラーニングをどのようなものととらえていらっしゃいますか。」とか突然文化祭の前日にメールで質問されるし。こちとら別にアクティブ・ラーニングの専門家でもないんだけどな。
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ただ、これは私に限ったことではなく、いろんな人がアクティブ・ラーニングに巻き込まれているようだ。おそらく、すでにこの業界にしてはかなり大きな規模でヒトややカネがきっと動いている。教育学者さんから教材屋さんまで教育関係者がこぞって「乗るしかない このビッグウェーブに」と倒置法を駆使してインタビューに答えながら発売2日前からソフトバンク表参道店の前に徹夜で行列を作っているような。これはこれで教育界のビッグウェーブ、大きなビジネスチャンスなんだろう。
でも、アクティブ・ラーニングとは何か、その実態はズンドコベロンチョのごとし。
ということで、いろいろな人がアクティブ・ラーニングの話をしていて、それはそれはたいそう盛り上がってはいるのだけど、その中にはよく考えるとちょっと違和感を感じるというか、引くというか、わけわかんないというか、物売るっていうレベルじゃねぇぞ!というか、何か大事なこと、本質的なものを見落としてるように思えることがあるのもしばしば。もちろん自分の不勉強もその原因の一つなのだろうけども、それを差し引いても…なんというか…これは…このお祭り騒ぎは…
そう、これは狂想曲だ。いや、往年の名作・弓月光「エリート狂走曲」へのリスペクトをこめて狂走曲だ。
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アクティブ・ラーニング狂走曲。
アクティブ・ラーニングについて感じたこと考えたこと教わったこと調べたこと体験したことを不定期にシリーズ化していこうと思う。
※個人の感想です
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