0208 LED信号機と電球式信号機
LED信号機
もうすっかり普及しましたね~LED信号機。
東京では自動車用の信号では、完全にLED化したのではないでしょうか。
こちらは歩行者用の信号。
電球式信号機
東京ではすっかり見られなくなりました電球式信号機。
しかし歩行者用はまだ見られます。
これは青が点灯しているのですが、黄や赤も、それだけみるとなんとなく点灯しているようにも見えます。
赤が点灯しているとき。黄色や青もそこだけを見ると点灯しているかどうか自信がありません。
これは疑似点灯と言われる現象です。
電球式信号機は電球、反射板、カラーレンズの3つの部分から構成され、電球の光が直接、または反射板で反射してカラーレンズを通り、カラーレンズの色に点灯します(次の画像の左側の図)。ところが、外から日差しが入ると、その光も反射板で反射され、カラーレンズを通ると、同じように点灯しているように見えます(次の画像の右側の図)。これが疑似点灯です。
※図の反射鏡の曲がり具合やレンズの厚み、光の反射・屈折の角度などについては正確に示したものではありません。
ちなみにLED式信号機ではLED自体が赤・黄・青に発色します。したがってカラーレンズがありません。そのため、疑似点灯が起こらない仕組みになっています。
厚さの比較
歩行者用の信号を横から見てみましょう。電球ほどかさばらない、LED信号の薄さがわかります。
(左:LED 右:電球)
横並びの歩行者用信号
でも、そんなことより見てほしいのはこれ。
前橋の諏訪橋西詰の交差点でみつけました。
昭和な方には懐かしい…いや、楽しいロンドン愉快なロンドンに目が行きそうですが、そこではありません。
横に並んだ歩行者用信号です。これを紹介したいがために、この記事を書きました。
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