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0503 活性炭、黒鉛、木炭

炭素と一口に言っても、木炭や活性炭、黒鉛やダイヤモンドなど、結構種類があり、ダイヤモンドは別として普通の人にはなかなか区別がつかないのではないでしょうか。
固体炭素材料の分類と各々の構造的特徴

【活性炭】
CAS 7440-44-0  固体破砕状 黒色 無臭

活性炭は、活発に反応しやすい炭素ですから、空気に触れると自然発火することがあります。
炭素ですから、換気が不十分な場合、燃焼すると有毒な一酸化炭素を生成する。
酸化銅の還元で使われたように強力な還元剤です。なので、臭素酸塩、塩素酸塩、硝酸塩の様な酸化剤と激しく反応します。
したがって、オゾン、液体窒素、硝酸塩、過酸化水素などの強酸化剤との接触は避けましょう。
安部郁夫:活性炭の基礎知識,生活衛生37,163―170(1993)

【黒鉛】 7782-42-5
正式名は石墨(Graphite)
灰色~黒色

「黒鉛」の4大特性…潤滑性、導電性、耐熱性、耐酸耐アルカリ性

黒鉛とは(日本黒鉛)
黒鉛を知る(西村黒鉛)
炭素入門編(レイホー製作所)

おまけ
岐阜県土岐市広見産の  亜炭 というのがありました。

それから備長炭。木炭電池づくりで欠かせませんよね。

ペレット状の炭素もありました。

学校で健康診断をしたときのこと。
身長計測を担当したのですが、生徒の
「身長何センチ?(しんちょうなんせんち)」
という声が
「備長炭電池?(びんちょうたんでんち)」
に聞こえてしまいました。職業病だ。労災申請!

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