運動とエネルギー

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1144【力学的エネルギー2】仕事とエネルギー(2) 摩擦力に逆らってする仕事

前回は、仕事の定義と、重力に逆らってする仕事をみていきました。でも、重力に逆らってする仕事は、いくら横に動かしても、仕事として評価してもらえませんでした。 「物体を横に動かすのも大変なんだから、仕事をしたことにしてください!」という熱い声に...
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1143【力学的エネルギー1】仕事とエネルギー(1) 仕事はつらいよ

今日は、仕事の話です。 あ、理科でいう仕事です。理科でいう仕事は、日常生活でいう「仕事」とはちょっと違うのです。今日は理科でいう仕事の定義について説明したいと思います。定義なので、「私はそんなものに同意しないぞ!」とかわがままを言わず、そう...
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1138【運動の規則性8】力と運動(5) 慣性の法則

力がかかっていない物体の運動である等速直線運動一定の力がかかり続ける等加速度直線運動 この2つを見てきました。 そして1年生の力のところで「物体に力が加わると、物体の運動の様子が変わる」というのがありました。 物体に力が加わった時の働きには...
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1136 【運動の規則性7】力と運動(4) 物体に力が働く運動(斜面を上がる運動)

さらに今度は、斜面を根性で上がっていく運動を考えます。 台車が斜面を登ろうと、台車にかかる力は斜面を下る方向です。つまり、今度は運動の方向と力の方向が逆になっているというところがミソです。 どんな運動になりそうでしょうか。v-tグラフだとど...
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1134【運動の規則性6】力と運動(3) 物体に力が働く運動(斜面を下る運動②)

斜面を下る運動がえらく長くなったので一回切って続きです。 今度は、斜面の角度を変えて転がしてみるとどうなるか。 まず、前回の復習から。斜面を降りる台車の運動は、一定の速さの変化の下、速くなっていきます。これは台車に一定の大きさの力が働き続け...
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1132【運動の規則性5】 力と運動(2) 物体に力が働く運動(斜面を下る運動①)

今度は物体に力が働く運動について見てみましょう。 物体に力が働く運動の例としては、斜面を下る物体を取り上げてみます。 斜面を下る運動では物体に力が働き続けている ストロボ写真を撮ると、こんな感じです。 これがどうして物体に力が働く運動なので...
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1131 【運動の規則性4】力と運動(1) 物体に力が働かない運動 (水平面の運動)

作用・反作用の法則はともかく、運動をみるときは「速さ」と「向き」をチェックすること、速さについて、さらに記録タイマーの操作についてわかったところで(細かい操作法は機種によって違うので説明書を見てね)、記録タイマーを使って運動を記録し、それを...
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1130 つり合いの2力と作用・反作用

「つり合い」の2力と「作用・反作用」の2力の関係は、いずれも次のような特徴があります。 1.大きさは同じ2.向きは逆3.同一直線上にある そこは強調されるのですが、両者の違いについての説明が不明確なことが多いです。では、その違いとは何か? ...
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1126 【運動の規則性3】運動の速さと向き(3) 作用・反作用の法則

えっ…指導要領的には「作用・反作用」をここにぶっこんでるんだ…ちょっと意外… そうなんです。指導要領では作用反作用は (イ)運動の規則性 ●ア 運動の速さと向き で触れるように(内容の取扱い)で示されています。●ア 運動の速さと向きでは、主...
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1122 【運動の規則性2】 運動の速さと向き(2) 瞬間の速さと平均の速さ

速さについてもう少し詳しく見ていきましょう。 物体の速さはやはり移動した距離かかった時間で割れば求まります。  速さ=移動距離÷かかった時間 ここで移動距離の単位をm、時間の単位をs(秒)とすれば、速さの単位はメートル毎秒(m/s)ですし、...
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