化学変化と原子・分子

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0516 鉄の酸化はややこしい!

鉄粉と活性炭の発熱反応の記事で質問がきました。 化学反応式を教えてください2Fe+O2→2FeOではないらしいんです  そうですね。その化学反応式ではなさそうです。  教科書では銅を燃やすと2Cu+O2→2CuO、マグネシウムを燃やすと2M...
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0515 実験:市販のカイロの中身を出して発熱させる。

前回、鉄粉と活性炭の発熱反応の実験をやりましたが、今回は市販のカイロの中身でやってみたいと思います。 まず、新しいカイロを用意します。外袋はもちろん、内袋も開けて中身を出します。こんな黒い粉が入っていました。 一応、質量をはかると41gでし...
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0514 鉄粉と活性炭の発熱反応

使い捨てカイロの化学変化を利用した実験。 ビーカーに鉄粉6gに活性炭3gを入れます。そこに食塩水を数滴たらし、かき混ぜます。 湯気が出てきて、カメラのレンズに水滴がついてしまいました。 ビーカーの壁に水滴がたくさんついています。 30秒ごと...
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0512【化学変化12】化学変化と熱(後編)

[解説]前編のAの化学変化は、温度が上がりました。温度が上がったのは、化学変化によって熱が発生したからです。このような化学変化を発熱反応といいます。 これに対し、Bの化学変化では、温度が下がりました。これは、化学変化によって周囲の熱を奪われ...
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0511【化学変化11】化学変化と熱(前編)

アルコールランプは、物を温めることなどに利用しています。 これは、エタノールが燃焼すると発熱することを利用しています。エタノールでなくても、都市ガスやプロパンガスなどの有機物を燃焼しても、熱が発生し、私たちはそれを調理や暖房に利用しています...
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0506 【化学変化10】化学変化における酸化と還元5 酸化銅の水素による還元

酸化銅は炭素の代わりに、水素でも還元させることができます。熱した酸化銅を水素の入った試験管に入れると、酸化銅が銅に還元され、水ができます。CuO + H2 → Cu +H2O ともっともらしく書いていますが、実際にやってみると意外に難しかっ...
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0499 【化学変化09】化学変化における酸化と還元4 酸化銅の炭素による還元

私たちは鉄や銅などの金属は、酸化物などではなく単体の金属で使っています。そりゃ、赤茶色になったボロボロにさびた鉄で橋など作ろうとしたら重さに耐えられそうにありませんから。 しかし、鉄鉱や銅鉱は単体ではなく酸化物や硫化物などの姿で産出します。...
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0496 【化学変化08】化学変化における酸化と還元3 酸化いろいろ

前回、鉄は燃えることで酸素と結びつくことが確認されました。 だからスチールウールは酸素20%の空気よりも、100%酸素の中の方がよく燃えるわけです。 酸化と燃焼  このときスチールウール(鉄)は、酸素と結びつきました。このように、物質が酸素...
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0495【化学変化07】化学変化における酸化と還元2 鉄は燃えるとどうなるのか

鉄は燃えるとどうなるのか、実験で探究してみよう。 【実験1】鉄が燃えると、酸素は使われるのか。 これは、燃焼さじを曲げて作った燃焼さじです。(すでに曲げられて「燃焼台」として教材屋さんで売っています) それを水(わかりやすいように色をつけま...
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0494 【化学変化06】化学変化における酸化と還元1 木片の燃焼とスチールウールの燃焼

木を燃やすと、質量はどうなるでしょうか。天秤の上で木を燃やしてみましょう。 減りました。 では、スチールウールを燃やすと、質量はどうなるでしょうか。 あれあれ?わずかですが質量が増えましたね。 同じ「ものを燃やす」のでも、質量が減ったりふえ...
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