理科教育まにあっくす

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0855 理科教師のための作問入門(20) 哲学

このシリーズを始めたとき、何回分書こうか、どんなことを書こうか、完全には決めてはいませんでした。でも、最終回のテーマは決めていました。「哲学」です。  私は、授業を組み立てるのも、作問も、クリエイティブな行為だと思っています。 自分が理科教...
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0847 理科教師のための作問入門(19) CBT時代に向けて

GIGAスクール構想だとか、一人一台端末だとか、なんかすごい勢いで学校や教育がICTがらみで変わってきていますよね。授業も全員がそれぞれに端末をもって教科書代わりにしたり、実験結果を記録したり、考えとまとめたり…と、大きく変わりました。  ...
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0846 CBTで変わる中学校理科の出題  何ができるか、何に留意すべきか

9月24,25日と日本理科教育学会があり、課題研究で発表してきました。今年もコロナの影響でオンライン発表です。 「課題研究」という複数の研究機関に所属する者が,1つのテーマについて議論する研究発表形式です。課題研究のテーマはCBT,Comp...
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0839 理科教師のための作問入門(18) できるだけ避けたいパターン

ついやっちゃいがちになのだけど、悪い作問のパターンを見ていきましょう。 チェーン問題  まずは、この出題を見てほしい。 (1)酸化銀を加熱して発生する気体は何か。(2)(1)の気体を確かめる方法として適切なものを次のア~エから一つ選びなさい...
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0831 理科教師のための作問入門(17) 汎用性のある活用問題のパターン

このシリーズも終わりに近づいてきました。なのでそろそろ私が使いこんでる活用問題を作りやすい出題のパターンをいくつか紹介します。 課題に応じて科学的に探究する  斑入りのアサガオの葉での光合成の実験で「●●について調べる(確かめる)には葉のど...
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0823 理科教師のための作問入門(16) 検討・改善

全国学力調査では「思考・判断・表現」を「構想」「分析・解釈」「検討・改善」と分けています。分類について無駄に学んでしまった身としては、これで「思考・判断・表現の問題」という被区分体が、もれなくダブりなく分類できるのか、とくに「検討・改善」が...
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0815 理科教師のための作問入門(15) 分析・解釈

「適用」が「知識の概念的な理解」として「知識・技能」へ移った今、「思考・判断・表現」に含まれる三つの視点のうち、最も歴史と伝統にあふれ、最も数も多く、そして最も作問がしやすい視点が「分析・解釈」といえます。 ぶっちゃけ、昔は思考力を問う問題...
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0807 理科教師のための作問入門(14) 構想

ここから3回にわたり、思考・判断・表現に含まれる3つの視点を見ていきたいと思います。まず、「構想」の問題をどう作問するかについて考えていきましょう。 構想は条件制御に始まり条件制御に終わる  全国学力調査の問題を見てみると、「構想」に分類さ...
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0799 理科教師のための作問入門(13) 解答形式

次に、解答形式についてみていきましょう。  これはもうよくご存じのことですが、解答形式には、いくつかの選択肢の中から該当するものを選ぶ選択式、簡単な用語や数値(単位を含むこともある)を書く短答式、文で答えたり、作図等で解答する記述式がありま...
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0791 理科教師のための作問入門(12) 問い・ストーリー

なかなか長いシリーズとなっています理科教師のための作問入門。実は20回まである予定です。今日はストーリーの後半。実際の事例を見ていきましょう。  ストーリーを導入することで、理科を学ぶことの意義や有用性が実感できる点、内容的に離れた複数の小...
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